【AI学習メモ】日本ワイン検定1級 テイスティング試験|過去出題ワインの推定回答例

🍷 はじめに

この記事では、日本ワイン検定1級テイスティング試験の過去出題ワインについて、実際の解答用紙でどの選択肢を選びそうかを、AIによる学習メモとして整理します。

対象とするのは、過去に出題された地域・品種・ヴィンテージが分かっているワインです。

品種名だけを見るのではなく、「この地域・この品種・このヴィンテージであれば、外観、香り、味わいをどのように組み立てるか」を考えるための練習用ページです。

本記事は公式解答ではありません。あくまで、過去出題ワインを使って、判断プロセスを学ぶための推定回答例です。

なお、過去出題回ごとの傾向や、「その回では何を見分ける力が問われたのか」という分析については、別記事「日本ワイン検定1級 テイスティング試験|過去問題と傾向分析」で整理しています。

本ページでは、その分析を踏まえつつ、「実際の解答用紙ではどの選択肢を選びそうか」という推定回答例に絞って整理します。過去問題ページが出題意図や比較軸を読むページだとすれば、本ページは実際に選択肢を選ぶ練習をするページです。

⚠️ 注意事項:公式正答ではなく、AIによる推定回答例です

本記事に掲載している内容は、日本ワイン検定の公式解答ではありません。

地域・品種・ヴィンテージから、外観・香り・味わいの選択肢を合理的に推定した学習用メモです。

  • 実際のワインの造り、熟成、保存状態、提供温度によって印象は変わります。
  • 同じ品種でも、生産者や醸造方法によって外観・香り・味わいは大きく変わります。
  • 講座を受講している場合は、講師の指導を優先してください。
  • 本記事は、過去問の正解暗記ではなく、判断プロセスを練習するための補助資料です。

特にテイスティング試験では、色だけ、香りだけ、味わいだけで品種を断定するのではなく、複数の要素を組み合わせて考えることが重要です。

🧭 このページの使い方

このページは、最初から推定回答例を見るよりも、次の順番で使うのがおすすめです。

  1. まず、過去出題ワインの地域・品種・ヴィンテージを見る
  2. 自分なら、外観・香り・味わいでどの選択肢を選ぶか考える
  3. その後、推定回答例を開いて確認する
  4. 中心候補と補助候補の違いを見る
  5. 外しやすい候補を確認し、選択肢の罠を整理する

香りについては、試験本番で5個選ぶことを想定し、中心候補を5個程度に絞っています。

補助候補は、ワインの個性や熟成度によって入る可能性があるものです。外しやすい候補は、似ているものの、このワインではやや選びにくいもの、または選ぶと品種像が崩れやすいものとして整理しています。

📝 過去出題回別・推定回答例

2022/07/09(土)回|デラウェア、ケルナー、巨峰、ピノ・ノワール

この回は、白ワインが関西地方のデラウェア2020、北海道地方のケルナー2019、赤ワインが九州・沖縄地方の巨峰NV、中部地方のピノ・ノワール2018という組み合わせでした。

区分地域品種ヴィンテージ
白①関西地方デラウェア2020(試験時点 約2年)
白②北海道地方ケルナー2019(試験時点 約3年)
赤①九州・沖縄地方巨峰NV(試験時点の熟成年数は不明)
赤②中部地方ピノ・ノワール2018(試験時点 約4年)

この回のポイント:白はデラウェアの甘やかな果実感と、ケルナーの冷涼感・白い花の印象をどう分けるかがポイントです。赤は、巨峰の生食用品種らしい果実感と、やや熟成したピノ・ノワールの赤褐色・紅茶系のニュアンスを比較する回と考えられます。

白①:関西地方 デラウェア 2020(試験時点 約2年)|推定回答例

外観
清澄度透明な
色調黄色
濃淡中庸な
粘性弱い
香り
特徴中庸な
中心候補マスカット、洋梨、メロン、レモン、ジャスミン
補助候補青リンゴ、かりん、ヨーグルト
外しやすい候補芝生、石油、バター、トースト

デラウェアは、マスカット系の甘やかな果実感や、洋梨、メロンのような丸い果実感を中心に見たい品種です。2020年で試験時点では約2年経過しているため、極端な若々しさだけでなく、少し柔らかい果実の印象も想定できます。

味わい
甘味辛口〜やや甘口
酸味中庸な
苦味弱い
アルコール9%以上11%未満〜11%以上13%未満
余韻短い〜中庸な
迷いやすいポイント

デラウェアは、ナイアガラと同じく生食用品種的な香りに寄りやすいため、マスカットやメロンを中心に考えたいです。ただし、香りが控えめな場合は、甲州やシャルドネのように見えてしまう可能性もあるため、甘やかな果実感の有無を確認したいところです。

白②:北海道地方 ケルナー 2019(試験時点 約3年)|推定回答例

外観
清澄度透明な
色調黄色
濃淡中庸な
粘性弱い
香り
特徴中庸な〜豊かな
中心候補青リンゴ、洋梨、レモン、ジャスミン、石灰
補助候補グレープフルーツ、ミント、マスカット
外しやすい候補バター、トースト、ブリオッシュ、腐葉土

ケルナーは、冷涼感のある白系果実と白い花を中心に考えたい品種です。2019年であれば、若いケルナーよりも少し落ち着いた印象が出る可能性がありますが、過度な熟成香に寄せすぎない方が自然です。

味わい
甘味辛口
酸味中庸な〜強い
苦味弱い〜中庸な
アルコール11%以上13%未満
余韻中庸な
迷いやすいポイント

北海道のケルナーは、リースリング系やソーヴィニョン・ブランと迷いやすいです。芝生やハーブに寄せすぎるとソーヴィニョン・ブラン寄りになるため、白い花、洋梨、石灰を中心に考えるのが自然です。

赤①:九州・沖縄地方 巨峰 NV(試験時点の熟成年数は不明)|推定回答例

外観
清澄度輝きがある
色調
濃淡淡い〜中庸な
粘性弱い
香り
特徴中庸な
中心候補ストロベリー、さくらんぼ、ざくろ、イチゴジャム、バラ
補助候補レーズン、ゼラニウム、紅茶
外しやすい候補黒すぐり、ブラックベリー、胡椒、針葉樹

巨峰は、生食用品種らしい甘やかで親しみやすい果実感を中心に見たいです。黒系果実やスパイスよりも、赤系果実、ジャム感、花の印象を優先するのが自然です。

味わい
甘味辛口〜やや甘口
酸味中庸な
タンニン弱い
アルコール9%以上11%未満
余韻短い〜中庸な
迷いやすいポイント

巨峰は、マスカット・ベーリーAやキャンベル・アーリーと混同しやすいです。タンニンの弱さ、果実香の分かりやすさ、やや甘やかな印象を合わせて考えたいです。

赤②:中部地方 ピノ・ノワール 2018(試験時点 約4年)|推定回答例

外観
清澄度輝きがある
色調赤褐色
濃淡淡い〜中庸な
粘性弱い〜強い
香り
特徴中庸な
中心候補ストロベリー、さくらんぼ、紅茶、きのこ、なめし皮
補助候補ざくろ、バラ、腐葉土
外しやすい候補黒すぐり、ブラックベリー、ピーマン、針葉樹

2018年のピノ・ノワールであれば、若い赤系果実だけでなく、紅茶、きのこ、なめし皮、腐葉土のような熟成感も補助的に考えたいです。

味わい
甘味辛口
酸味中庸な〜強い
タンニン弱い〜中庸な
アルコール11%以上13%未満
余韻中庸な
迷いやすいポイント

熟成したピノ・ノワールは、色調だけで見るとマスカット・ベーリーAやツヴァイゲルトと迷うことがあります。黒系果実や強いタンニンではなく、赤系果実、紅茶、酸の印象を中心に見たいです。

2023/04/15(土)回|シャルドネ、ナイアガラ、マスカット・ベーリーA、ピノ・ノワール

この回は、白ワインが東北地方のシャルドネ2019、九州地方のナイアガラ2019、赤ワインが東北地方のマスカット・ベーリーA2021、中部地方のピノ・ノワール2019という組み合わせでした。

区分地域品種ヴィンテージ
白①東北地方シャルドネ2019(試験時点 約3.5年)
白②九州地方ナイアガラ2019(試験時点 約3.5年)
赤①東北地方マスカット・ベーリーA2021(試験時点 約1.5年)
赤②中部地方ピノ・ノワール2019(試験時点 約3.5年)

この回のポイント:白は、シャルドネの落ち着いた果実感と、ナイアガラの芳香性を分ける回です。赤は、マスカット・ベーリーAとピノ・ノワールという明るい赤系果実の比較で、酸、タンニン、香りの質感がポイントになりそうです。

白①:東北地方 シャルドネ 2019(試験時点 約3.5年)|推定回答例

外観
清澄度透明な
色調黄色
濃淡中庸な
粘性弱い〜強い
香り
特徴中庸な
中心候補洋梨、レモン、かりん、石灰、ヨーグルト
補助候補バター、ビスケット、トースト
外しやすい候補マスカット、芝生、石油、バラ

シャルドネは、強い芳香性よりも、果実、酸、質感のバランスで見たい品種です。2019年であれば、若々しい柑橘だけでなく、かりん、ヨーグルト、場合によってはバターやビスケットを補助候補に置けます。

味わい
甘味辛口
酸味中庸な
苦味弱い〜中庸な
アルコール11%以上13%未満
余韻中庸な
迷いやすいポイント

樽の印象が強ければバターやトーストを拾いたくなりますが、日本のシャルドネでは控えめな場合もあります。ナイアガラと比べると、香りの分かりやすさよりも、酸と質感のまとまりを見たいです。

白②:九州地方 ナイアガラ 2019(試験時点 約3.5年)|推定回答例

外観
清澄度透明な
色調黄色
濃淡中庸な
粘性弱い
香り
特徴豊かな
中心候補マスカット、メロン、洋梨、バラ、ジャスミン
補助候補バナナ、パイナップル、レーズン
外しやすい候補芝生、石灰、石油、バター

ナイアガラは、香りの華やかさが大きな手がかりになりやすい品種です。マスカット、メロン、花のような香りを中心に見たいです。

味わい
甘味辛口〜やや甘口
酸味中庸な
苦味弱い
アルコール9%以上11%未満〜11%以上13%未満
余韻短い〜中庸な
迷いやすいポイント

ナイアガラはデラウェアと迷いやすいですが、より香りが分かりやすく、マスカット的な印象が強く出る場合があります。熟成年数があっても、香りの芳香性を中心に考えたいです。

赤①:東北地方 マスカット・ベーリーA 2021(試験時点 約1.5年)|推定回答例

外観
清澄度輝きがある
色調
濃淡淡い〜中庸な
粘性弱い
香り
特徴中庸な
中心候補ストロベリー、さくらんぼ、イチゴジャム、バラ、紅茶
補助候補ざくろ、スミレ、シナモン
外しやすい候補黒すぐり、ブラックベリー、ピーマン、針葉樹

マスカット・ベーリーAは、赤系果実とキャンディー・ジャム系の印象を中心に見たい品種です。東北地方であれば、酸や軽やかさも意識したいです。

味わい
甘味辛口
酸味中庸な〜強い
タンニン弱い〜中庸な
アルコール11%以上13%未満
余韻短い〜中庸な
迷いやすいポイント

ピノ・ノワールと並ぶと、どちらも赤系果実に寄るため迷いやすいです。マスカット・ベーリーAでは、イチゴジャムや明るい香り、軽いタンニンを重視したいです。

赤②:中部地方 ピノ・ノワール 2019(試験時点 約3.5年)|推定回答例

外観
清澄度輝きがある
色調赤〜赤褐色
濃淡淡い〜中庸な
粘性弱い〜強い
香り
特徴中庸な
中心候補ストロベリー、さくらんぼ、ざくろ、紅茶、きのこ
補助候補バラ、なめし皮、腐葉土
外しやすい候補黒すぐり、ブラックベリー、ピーマン、インク

ピノ・ノワールは、赤系果実と紅茶、きのこ、土っぽさの方向を中心に見たいです。2019年であれば、わずかな熟成感も補助候補として考えられます。

味わい
甘味辛口
酸味中庸な〜強い
タンニン弱い〜中庸な
アルコール11%以上13%未満
余韻中庸な
迷いやすいポイント

同じ赤系果実でも、マスカット・ベーリーAよりも紅茶、きのこ、酸、繊細なタンニンに寄せたいです。イチゴジャムを中心にしすぎるとMBA寄りになります。

2023/11/25(土)回|デラウェア、シャルドネ、ピノ・ノワール、マスカット・ベーリーA

この回は、中部地方のデラウェア2019、九州地方のシャルドネ2020、北海道地方のピノ・ノワール2019、東北地方のマスカット・ベーリーA2021という組み合わせでした。

区分地域品種ヴィンテージ
白①中部地方デラウェア2019(試験時点 約4年)
白②九州地方シャルドネ2020(試験時点 約3年)
赤①北海道地方ピノ・ノワール2019(試験時点 約4年)
赤②東北地方マスカット・ベーリーA2021(試験時点 約2年)

この回のポイント:白はデラウェアとシャルドネ、赤はピノ・ノワールとマスカット・ベーリーAの比較です。どちらも香りの派手さだけでなく、味わいの骨格や余韻まで見る必要がありそうです。

白①:中部地方 デラウェア 2019(試験時点 約4年)|推定回答例

外観
清澄度透明な
色調黄色
濃淡中庸な
粘性弱い
香り
特徴中庸な
中心候補マスカット、洋梨、メロン、かりん、ジャスミン
補助候補レーズン、ヨーグルト、あんず
外しやすい候補芝生、石油、バター、ブリオッシュ

2019年のデラウェアであれば、若いマスカット香だけでなく、少し落ち着いた果実感も想定できます。とはいえ、樽や石油に寄せるより、甘やかな果実感を中心に見たいです。

味わい
甘味辛口〜やや甘口
酸味中庸な
苦味弱い
アルコール9%以上11%未満〜11%以上13%未満
余韻短い〜中庸な
迷いやすいポイント

熟成年数があるため、香りが落ち着いているとシャルドネや甲州に見える可能性があります。マスカット、メロン、洋梨の方向を拾えるかがポイントです。

白②:九州地方 シャルドネ 2020(試験時点 約3年)|推定回答例

外観
清澄度透明な
色調黄色
濃淡中庸な
粘性強い
香り
特徴中庸な〜豊かな
中心候補洋梨、レモン、かりん、バター、トースト
補助候補パイナップル、ヨーグルト、ビスケット
外しやすい候補マスカット、芝生、石油、ミント

九州地方のシャルドネで、2020年であれば、果実の厚みやアルコール感も意識したいです。樽の有無によって、バターやトーストは中心候補または補助候補に回ります。

味わい
甘味辛口
酸味中庸な
苦味中庸な
アルコール11%以上13%未満〜13%以上
余韻中庸な〜長い
迷いやすいポイント

シャルドネはニュートラルに見える場合もありますが、デラウェアよりも骨格、苦味、余韻を意識したいです。香りだけでなく、味わいの厚みで判断するのが安全です。

赤①:北海道地方 ピノ・ノワール 2019(試験時点 約4年)|推定回答例

外観
清澄度輝きがある
色調赤〜赤褐色
濃淡淡い〜中庸な
粘性弱い
香り
特徴中庸な
中心候補ストロベリー、さくらんぼ、紅茶、きのこ、腐葉土
補助候補ざくろ、バラ、なめし皮
外しやすい候補黒すぐり、ブラックベリー、ピーマン、インク

北海道のピノ・ノワールであれば、冷涼感、酸、赤系果実、繊細な熟成感を中心に見たいです。2019年のため、紅茶やきのこも十分候補になります。

味わい
甘味辛口
酸味強い〜中庸な
タンニン弱い〜中庸な
アルコール11%以上13%未満
余韻中庸な
迷いやすいポイント

東北のマスカット・ベーリーAと比較すると、ピノ・ノワールは紅茶、きのこ、酸の緊張感がポイントになります。イチゴジャムに寄せすぎないことが大切です。

赤②:東北地方 マスカット・ベーリーA 2021(試験時点 約2年)|推定回答例

外観
清澄度輝きがある
色調
濃淡淡い〜中庸な
粘性弱い
香り
特徴中庸な
中心候補ストロベリー、さくらんぼ、イチゴジャム、バラ、シナモン
補助候補ざくろ、スミレ、紅茶
外しやすい候補黒すぐり、ブラックベリー、ピーマン、鉛筆

マスカット・ベーリーAでは、赤系果実とやや甘やかな香りを中心に考えたいです。東北地方であれば酸も感じやすいため、軽やかな印象に寄せるのが自然です。

味わい
甘味辛口
酸味中庸な〜強い
タンニン弱い
アルコール11%以上13%未満
余韻短い〜中庸な
迷いやすいポイント

ピノ・ノワールと並ぶため、赤系果実だけで判断すると迷います。MBAは、より親しみやすい果実、ジャム感、軽いタンニンを中心に考えたいです。

2024/05/25(土)回|シャルドネ、デラウェア、ツヴァイゲルト、カベルネ・ソーヴィニョン

この回は、中国地方のシャルドネ2021、近畿地方のデラウェア2023、北海道地方のツヴァイゲルト2021、近畿地方のカベルネ・ソーヴィニョン2020という組み合わせでした。

区分地域品種ヴィンテージ
白①中国地方シャルドネ2021(試験時点 約2.5年)
白②近畿地方デラウェア2023(試験時点 約0.5年)
赤①北海道地方ツヴァイゲルト2021(試験時点 約2.5年)
赤②近畿地方カベルネ・ソーヴィニョン2020(試験時点 約3.5年)

この回のポイント:白はシャルドネとデラウェアの比較、赤は冷涼感のあるツヴァイゲルトと、より骨格のあるカベルネ・ソーヴィニョンの比較です。

白①:中国地方 シャルドネ 2021(試験時点 約2.5年)|推定回答例

外観
清澄度透明な
色調黄色
濃淡中庸な
粘性弱い〜強い
香り
特徴中庸な
中心候補洋梨、レモン、かりん、石灰、ヨーグルト
補助候補バター、ビスケット、トースト
外しやすい候補マスカット、芝生、石油、バラ

中国地方のシャルドネ2021であれば、果実と酸、わずかな熟成感を意識したいです。樽香が強いときはバターやトーストを拾いますが、まずは洋梨、柑橘、石灰、ヨーグルトを中心に見たいです。

味わい
甘味辛口
酸味中庸な
苦味中庸な
アルコール11%以上13%未満
余韻中庸な
迷いやすいポイント

デラウェアよりも香りは控えめでも、味わいの骨格は出やすいと考えられます。甘やかなマスカット系に寄せすぎないことがポイントです。

白②:近畿地方 デラウェア 2023(試験時点 約0.5年)|推定回答例

外観
清澄度透明な
色調緑がかった黄色〜黄色
濃淡淡い〜中庸な
粘性弱い
香り
特徴中庸な〜豊かな
中心候補マスカット、洋梨、メロン、レモン、ジャスミン
補助候補青リンゴ、バナナ、ヨーグルト
外しやすい候補石油、バター、トースト、腐葉土

2023年のデラウェアであれば、若々しく甘やかな果実感が出やすいと考えられます。マスカット、メロン、洋梨を中心に、やや華やかな方向で考えたいです。

味わい
甘味辛口〜やや甘口
酸味中庸な
苦味弱い
アルコール9%以上11%未満〜11%以上13%未満
余韻短い〜中庸な
迷いやすいポイント

若いデラウェアはナイアガラと迷いやすいですが、ナイアガラほど強烈な芳香でない場合もあります。シャルドネとの比較では、果実香の分かりやすさを手がかりにしたいです。

赤①:北海道地方 ツヴァイゲルト 2021(試験時点 約2.5年)|推定回答例

外観
清澄度輝きがある
色調紫がかった赤〜赤
濃淡中庸な
粘性弱い〜強い
香り
特徴中庸な
中心候補ブルーベリー、さくらんぼ、スミレ、胡椒、紅茶
補助候補ブラックベリー、クローブ、なめし皮
外しやすい候補イチゴジャム、ピーマン、針葉樹、インク

ツヴァイゲルトは、赤〜黒系の中間的な果実、スミレ、軽いスパイスを中心に見たいです。北海道らしい酸や冷涼感も判断材料になります。

味わい
甘味辛口
酸味中庸な〜強い
タンニン中庸な
アルコール11%以上13%未満
余韻中庸な
迷いやすいポイント

ピノ・ノワールほど淡く繊細に寄せすぎず、カベルネほど黒系・針葉樹に寄せすぎない中間の見方が必要です。酸とスパイスのバランスを見たいです。

赤②:近畿地方 カベルネ・ソーヴィニョン 2020(試験時点 約3.5年)|推定回答例

外観
清澄度輝きがある
色調赤〜赤褐色
濃淡中庸な〜濃い
粘性強い
香り
特徴中庸な〜豊かな
中心候補黒すぐり、ブラックベリー、ピーマン、針葉樹、鉛筆
補助候補チョコレート、コーヒー、胡椒
外しやすい候補ストロベリー、イチゴジャム、紅茶、きのこ

カベルネ・ソーヴィニョンでは、黒系果実、ピーマン、針葉樹、鉛筆の方向を中心に見たいです。2020年であれば、まだ果実感とタンニンの骨格が残ると考えられます。

味わい
甘味辛口
酸味中庸な
タンニン中庸な〜強い
アルコール11%以上13%未満〜13%以上
余韻中庸な〜長い
迷いやすいポイント

ツヴァイゲルトと比べると、より黒系果実、植物的ニュアンス、タンニンに寄せたいです。赤系果実や紅茶中心にすると、品種像がずれやすいです。

2024/11/23(土)回|ナイアガラ、シャルドネ、マスカット・ベーリーA、ツヴァイゲルト

この回は、東北地方のナイアガラNV、中国地方のシャルドネ2023、関東地方のマスカット・ベーリーA2021、北海道地方のツヴァイゲルト2022という組み合わせでした。

区分地域品種ヴィンテージ
白①東北地方ナイアガラNV(試験時点の熟成年数は不明)
白②中国地方シャルドネ2023(試験時点 約1年)
赤①関東地方マスカット・ベーリーA2021(試験時点 約3年)
赤②北海道地方ツヴァイゲルト2022(試験時点 約2年)

この回のポイント:白は芳香性のナイアガラと、比較的ニュートラルなシャルドネの対比です。赤は、明るい果実感のマスカット・ベーリーAと、冷涼感・スパイス感のあるツヴァイゲルトを比較する構成と考えられます。

白①:東北地方 ナイアガラ NV(試験時点の熟成年数は不明)|推定回答例

外観
清澄度透明な
色調緑がかった黄色〜黄色
濃淡淡い〜中庸な
粘性弱い
香り
特徴豊かな
中心候補マスカット、メロン、バラ、ジャスミン、洋梨
補助候補バナナ、パイナップル、レモン
外しやすい候補石灰、石油、バター、トースト

ナイアガラは、芳香性を中心に見たい品種です。NVの場合でも、マスカットや花のような香りがあれば大きな手がかりになります。

味わい
甘味辛口〜やや甘口
酸味中庸な
苦味弱い
アルコール9%以上11%未満〜11%以上13%未満
余韻短い〜中庸な
迷いやすいポイント

香りが控えめな場合はデラウェアと迷いますが、ナイアガラではよりマスカット的・花のような香りを中心に見たいです。

白②:中国地方 シャルドネ 2023(試験時点 約1年)|推定回答例

外観
清澄度透明な
色調緑がかった黄色〜黄色
濃淡淡い〜中庸な
粘性弱い〜強い
香り
特徴中庸な
中心候補青リンゴ、洋梨、レモン、石灰、ヨーグルト
補助候補かりん、バター、ビスケット
外しやすい候補マスカット、バラ、石油、腐葉土

2023年のシャルドネであれば、若い果実と酸を中心に見たいです。ナイアガラほど香りが華やかではない場合、かえって品種の判断材料になります。

味わい
甘味辛口
酸味中庸な
苦味弱い〜中庸な
アルコール11%以上13%未満
余韻中庸な
迷いやすいポイント

ナイアガラの強い香りに引っ張られると、シャルドネが地味に見える可能性があります。味わいの骨格、酸、苦味、余韻を合わせて判断したいです。

赤①:関東地方 マスカット・ベーリーA 2021(試験時点 約3年)|推定回答例

外観
清澄度輝きがある
色調
濃淡淡い〜中庸な
粘性弱い
香り
特徴中庸な
中心候補ストロベリー、さくらんぼ、イチゴジャム、バラ、シナモン
補助候補ざくろ、紅茶、スミレ
外しやすい候補黒すぐり、ブラックベリー、ピーマン、鉛筆

マスカット・ベーリーAは、赤系果実と甘やかな香りを中心に見たいです。関東地方であれば、軽やかさと親しみやすい果実感を重視するのが自然です。

味わい
甘味辛口
酸味中庸な
タンニン弱い
アルコール11%以上13%未満
余韻短い〜中庸な
迷いやすいポイント

ツヴァイゲルトと比較すると、マスカット・ベーリーAはタンニンが軽く、香りが赤系果実・ジャム寄りになりやすいです。スパイスや黒系果実に寄せすぎないようにしたいです。

赤②:北海道地方 ツヴァイゲルト 2022(試験時点 約2年)|推定回答例

外観
清澄度輝きがある
色調紫がかった赤〜赤
濃淡中庸な
粘性弱い〜強い
香り
特徴中庸な
中心候補ブルーベリー、さくらんぼ、スミレ、胡椒、クローブ
補助候補ブラックベリー、紅茶、なめし皮
外しやすい候補イチゴジャム、ピーマン、針葉樹、タバコ

北海道のツヴァイゲルトは、酸と冷涼感、赤〜黒系果実、スパイスを中心に見たいです。若いヴィンテージなので、熟成香を強く取りすぎない方が自然です。

味わい
甘味辛口
酸味中庸な〜強い
タンニン中庸な
アルコール11%以上13%未満
余韻中庸な
迷いやすいポイント

マスカット・ベーリーAよりも、色調・タンニン・スパイス感が出やすいと考えたいです。赤系果実だけでなく、ブルーベリー、スミレ、胡椒を拾えるかがポイントです。

2025/05/24(土)回|ソーヴィニョン・ブラン、シャルドネ、メルロ、ブラック・クイーン

この回は、九州地方のソーヴィニョン・ブラン2023、中国地方のシャルドネ2015、東北地方のメルロ2021、関東地方のブラック・クイーン2022という組み合わせでした。

区分地域品種ヴィンテージ
白①九州地方ソーヴィニョン・ブラン2023(試験時点 約1.5年)
白②中国地方シャルドネ2015(試験時点 約9.5年)
赤①東北地方メルロ2021(試験時点 約3.5年)
赤②関東地方ブラック・クイーン2022(試験時点 約2.5年)

この回のポイント:白②のシャルドネ2015は、熟成感が大きなテーマになりそうです。赤は、メルロとブラック・クイーンの濃淡・酸・タンニン・黒系果実の違いをどう捉えるかがポイントです。

白①:九州地方 ソーヴィニョン・ブラン 2023(試験時点 約1.5年)|推定回答例

外観
清澄度透明な
色調緑がかった黄色〜黄色
濃淡淡い〜中庸な
粘性弱い〜強い
香り
特徴中庸な〜豊かな
中心候補青リンゴ、レモン、グレープフルーツ、芝生、ミント
補助候補すだち、石灰、洋梨
外しやすい候補バター、トースト、石油、レーズン

ソーヴィニョン・ブランでは、柑橘、芝生、ミント、青さを中心に見たいです。九州地方であれば、果実の厚みやアルコール感が出る可能性もあります。

味わい
甘味辛口
酸味中庸な〜強い
苦味中庸な
アルコール11%以上13%未満〜13%以上
余韻中庸な
迷いやすいポイント

ケルナーやリースリング系と迷う場合がありますが、芝生、ミント、グレープフルーツ、苦味を組み合わせて見るとソーヴィニョン・ブランらしさが出やすいです。

白②:中国地方 シャルドネ 2015(試験時点 約9.5年)|推定回答例

外観
清澄度透明な
色調黄色〜黄褐色
濃淡中庸な〜濃い
粘性強い
香り
特徴中庸な〜豊かな
中心候補かりん、あんず、バター、トースト、ブリオッシュ
補助候補ビスケット、レーズン、腐葉土
外しやすい候補青リンゴ、芝生、マスカット、石油

2015年のシャルドネであれば、若い柑橘や青リンゴよりも、熟成による黄色い果実、バター、トースト、ブリオッシュを意識したいです。外観も、若い白ワインの緑がかった黄色ではなく、黄色から黄褐色寄りまで想定しておくとよいです。

味わい
甘味辛口
酸味中庸な
苦味中庸な
アルコール11%以上13%未満〜13%以上
余韻中庸な〜長い
迷いやすいポイント

熟成シャルドネは、甲州の熟成やリースリング系と迷う可能性があります。石油ではなく、バター、トースト、ブリオッシュ、かりんに寄せるとシャルドネらしくなります。

赤①:東北地方 メルロ 2021(試験時点 約3.5年)|推定回答例

外観
清澄度輝きがある
色調紫がかった赤〜赤
濃淡中庸な〜濃い
粘性強い
香り
特徴中庸な〜豊かな
中心候補ブルーベリー、ブラックベリー、チョコレート、コーヒー、なめし皮
補助候補黒すぐり、スミレ、クローブ
外しやすい候補イチゴジャム、紅茶、ピーマン、針葉樹

メルロでは、丸みのある黒系果実、チョコレート、なめし皮を中心に見たいです。東北地方であれば、酸もある程度残る可能性があります。

味わい
甘味辛口
酸味中庸な
タンニン中庸な
アルコール11%以上13%未満〜13%以上
余韻中庸な〜長い
迷いやすいポイント

カベルネ・ソーヴィニョンほど針葉樹やピーマンに寄せすぎず、丸みのある果実と中庸なタンニンを見るのが自然です。ブラック・クイーンと比べると、酸よりも果実の丸さを見たいです。

赤②:関東地方 ブラック・クイーン 2022(試験時点 約2.5年)|推定回答例

外観
清澄度輝きがある
色調紫がかった赤
濃淡濃い
粘性強い
香り
特徴豊かな
中心候補ブルーベリー、ブラックベリー、黒すぐり、スミレ、インク
補助候補チョコレート、クローブ、胡椒
外しやすい候補ストロベリー、さくらんぼ、紅茶、きのこ

ブラック・クイーンは、濃い色調と強めの酸、黒系果実、インクのような印象を中心に見たいです。色の濃さに引っ張られてタンニンまで強く見積もりすぎないように注意したい品種です。

味わい
甘味辛口
酸味強い
タンニン弱い〜中庸な
アルコール11%以上13%未満〜13%以上
余韻中庸な〜長い
迷いやすいポイント

メルロと比べると、ブラック・クイーンは酸と色の濃さが目立ちやすいです。丸い果実よりも、黒系果実、インク、強い酸に寄せたいです。

2025/12/06(土)回|シャルドネ、デラウェア、ツヴァイゲルト、マスカット・ベーリーA

この回は、東北地方のシャルドネ2023、近畿地方のデラウェア2024、北海道地方のツヴァイゲルト2023、中部地方のマスカット・ベーリーA2022という組み合わせでした。

区分地域品種ヴィンテージ
白①東北地方シャルドネ2023(試験時点 約2年)
白②近畿地方デラウェア2024(試験時点 約1年)
赤①北海道地方ツヴァイゲルト2023(試験時点 約2年)
赤②中部地方マスカット・ベーリーA2022(試験時点 約3年)

この回のポイント:白はシャルドネとデラウェア、赤はツヴァイゲルトとマスカット・ベーリーAという、比較的分かりやすい品種差を問う構成と考えられます。ただし、いずれも若いヴィンテージのため、香りの方向性と味わいの骨格を丁寧に見る必要があります。

白①:東北地方 シャルドネ 2023(試験時点 約2年)|推定回答例

外観
清澄度透明な
色調緑がかった黄色〜黄色
濃淡淡い〜中庸な
粘性弱い〜強い
香り
特徴中庸な
中心候補青リンゴ、洋梨、レモン、石灰、ヨーグルト
補助候補かりん、バター、ビスケット
外しやすい候補マスカット、バラ、芝生、石油

東北地方の若いシャルドネであれば、冷涼感のある果実と酸を中心に見たいです。樽の印象があればバターやビスケットを補助候補に回します。

味わい
甘味辛口
酸味中庸な〜強い
苦味弱い〜中庸な
アルコール11%以上13%未満
余韻中庸な
迷いやすいポイント

デラウェアと比較すると、シャルドネは香りの派手さよりも、酸、苦味、余韻のまとまりを見たいです。マスカット系の香りに寄せすぎないようにしたいです。

白②:近畿地方 デラウェア 2024(試験時点 約1年)|推定回答例

外観
清澄度透明な
色調緑がかった黄色
濃淡淡い
粘性弱い
香り
特徴中庸な〜豊かな
中心候補マスカット、洋梨、メロン、青リンゴ、ジャスミン
補助候補レモン、バナナ、ヨーグルト
外しやすい候補石油、バター、トースト、腐葉土

2024年のデラウェアであれば、若々しい果実感と芳香性を中心に見たいです。淡い外観と甘やかな香りが合えば、デラウェアらしいと考えられます。

味わい
甘味辛口〜やや甘口
酸味中庸な
苦味弱い
アルコール9%以上11%未満〜11%以上13%未満
余韻短い〜中庸な
迷いやすいポイント

ナイアガラほど強い香りが出ていない場合でも、マスカット、メロン、洋梨の方向があればデラウェア候補になります。シャルドネよりも香りの分かりやすさを見たいです。

赤①:北海道地方 ツヴァイゲルト 2023(試験時点 約2年)|推定回答例

外観
清澄度輝きがある
色調紫がかった赤〜赤
濃淡中庸な
粘性弱い〜強い
香り
特徴中庸な
中心候補ブルーベリー、さくらんぼ、スミレ、胡椒、クローブ
補助候補ブラックベリー、紅茶、チョコレート
外しやすい候補イチゴジャム、ピーマン、針葉樹、タバコ

若い北海道のツヴァイゲルトであれば、紫がかった赤、酸、赤〜黒系果実、スパイスを中心に見たいです。熟成香に寄せすぎないのが自然です。

味わい
甘味辛口
酸味中庸な〜強い
タンニン中庸な
アルコール11%以上13%未満
余韻中庸な
迷いやすいポイント

マスカット・ベーリーAよりも、色がやや濃く、スパイスやスミレを拾いやすいと考えたいです。赤系果実だけで判断しないことが大切です。

赤②:中部地方 マスカット・ベーリーA 2022(試験時点 約3年)|推定回答例

外観
清澄度輝きがある
色調
濃淡淡い〜中庸な
粘性弱い
香り
特徴中庸な
中心候補ストロベリー、さくらんぼ、イチゴジャム、バラ、紅茶
補助候補ざくろ、シナモン、スミレ
外しやすい候補黒すぐり、ブラックベリー、ピーマン、鉛筆

中部地方のマスカット・ベーリーAであれば、赤系果実、イチゴジャム、軽いタンニンを中心に見たいです。ツヴァイゲルトよりも親しみやすい果実感に寄る可能性があります。

味わい
甘味辛口
酸味中庸な
タンニン弱い
アルコール11%以上13%未満
余韻短い〜中庸な
迷いやすいポイント

ツヴァイゲルトと比べると、スパイスや黒系果実よりも、赤系果実と軽さを中心に判断したいです。色が淡ければMBA寄りに考えやすいです。

2026/05/30(土)回|ソーヴィニョン・ブラン、ケルナー、カベルネ・ソーヴィニョン、シラー

この回は、東北地方のソーヴィニョン・ブラン2024、北海道地方のケルナー2024、中部地方のカベルネ・ソーヴィニョン2018、中国・四国地方のシラー2022という組み合わせでした。

区分地域品種ヴィンテージ
白①東北地方ソーヴィニョン・ブラン2024(試験時点 約1.5年)
白②北海道地方ケルナー2024(試験時点 約1.5年)
赤①中部地方カベルネ・ソーヴィニョン2018(試験時点 約7.5年)
赤②中国・四国地方シラー2022(試験時点 約3.5年)

この回のポイント:白はどちらも2024年の若いワインで、ソーヴィニョン・ブランとケルナーの香りの方向性をどう分けるかがポイントです。赤は、2018年のカベルネ・ソーヴィニョンと2022年のシラーで、熟成感、タンニン、スパイス感をどう見るかが重要になりそうです。

白①:東北地方 ソーヴィニョン・ブラン 2024(試験時点 約1.5年)|推定回答例

外観
清澄度透明な
色調緑がかった黄色
濃淡淡い〜中庸な
粘性弱い
香り
特徴中庸な
中心候補青リンゴ、レモン、グレープフルーツ、芝生、ミント
補助候補すだち、石灰、洋梨
外しやすい候補バター、トースト、石油、レーズン

ソーヴィニョン・ブランでは、柑橘、青い果実、芝生、ミントのような清涼感を中心に見たいです。日本ワインでは香りが控えめな場合もあるため、特徴は「中庸な」を基本に考えるのが安全です。

味わい
甘味辛口
酸味中庸な〜強い
苦味中庸な
アルコール11%以上13%未満
余韻中庸な
迷いやすいポイント

ケルナーと迷いやすいですが、ソーヴィニョン・ブランでは芝生、ミント、グレープフルーツを拾えるかがポイントになります。白い花や洋梨に寄せすぎるとケルナー寄りになります。

白②:北海道地方 ケルナー 2024(試験時点 約1.5年)|推定回答例

外観
清澄度透明な
色調緑がかった黄色〜黄色
濃淡淡い〜中庸な
粘性弱い
香り
特徴中庸な〜豊かな
中心候補青リンゴ、洋梨、レモン、ジャスミン、石灰
補助候補グレープフルーツ、マスカット、ミント
外しやすい候補バター、トースト、ブリオッシュ、腐葉土

ケルナーは、青リンゴ、洋梨、白い花、石灰の方向を中心に見たいです。北海道の若いケルナーであれば、酸と清涼感、華やかな果実感が手がかりになります。

味わい
甘味辛口
酸味中庸な〜強い
苦味弱い〜中庸な
アルコール11%以上13%未満
余韻中庸な
迷いやすいポイント

ソーヴィニョン・ブランと比べると、芝生や強いハーブよりも、白い花、洋梨、石灰を中心に考えたいです。香りが華やかな場合は「豊かな」も候補になります。

赤①:中部地方 カベルネ・ソーヴィニョン 2018(試験時点 約7.5年)|推定回答例

外観
清澄度輝きがある
色調赤褐色
濃淡中庸な〜濃い
粘性強い
香り
特徴中庸な〜豊かな
中心候補黒すぐり、ブラックベリー、針葉樹、鉛筆、なめし皮
補助候補チョコレート、コーヒー、腐葉土
外しやすい候補ストロベリー、さくらんぼ、イチゴジャム、紅茶

2018年のカベルネ・ソーヴィニョンであれば、若い紫がかった赤よりも、赤褐色や熟成感を意識したいです。黒系果実、針葉樹、鉛筆、タンニンの骨格を合わせて見るのが自然です。

味わい
甘味辛口
酸味中庸な
タンニン中庸な〜強い
アルコール11%以上13%未満〜13%以上
余韻中庸な〜長い
迷いやすいポイント

熟成感が出るとピノ・ノワールやツヴァイゲルトと混同しやすいですが、カベルネ・ソーヴィニョンでは黒系果実、針葉樹、タンニン、余韻を組み合わせて判断したいです。

赤②:中国・四国地方 シラー 2022(試験時点 約3.5年)|推定回答例

外観
清澄度輝きがある
色調紫がかった赤〜赤
濃淡中庸な〜濃い
粘性強い
香り
特徴中庸な〜豊かな
中心候補ブルーベリー、ブラックベリー、胡椒、燻製、生肉
補助候補黒すぐり、スミレ、クローブ
外しやすい候補ストロベリー、さくらんぼ、紅茶、きのこ

シラーであれば、黒系果実、胡椒、燻製、生肉のようなスパイス感・動物的ニュアンスを中心に考えたいです。ただし、日本産シラーでは、海外産のシラー/シラーズほど重厚で高アルコールに感じられるとは限らないため、アルコール感は11%以上13%未満も含めて考えたいです。

味わい
甘味辛口
酸味中庸な
タンニン中庸な〜強い
アルコール11%以上13%未満〜13%以上
余韻中庸な〜長い
迷いやすいポイント

シラーは、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、ツヴァイゲルト、ヤマソーヴィニョンなどに寄せて考えてしまいやすい品種です。黒系果実に加えて、胡椒、燻製、生肉の有無を確認したいです。

なお、シラーは試験回によって選択肢の扱いが変わる可能性があります。実際の本番では、必ず当日の選択肢を確認したうえで判断する必要があります。

🔍 過去8回分を見たときの比較ポイント

過去出題ワインを推定回答例として見ていくと、単に品種名を覚えるだけではなく、同じ回に並んだワイン同士を比較することが重要だと分かります。

  • デラウェアとナイアガラは、どちらも生食用品種的な香りに寄りやすい
  • シャルドネは、若いものと熟成したものでは回答の組み立てが変わりやすい
  • ケルナーとソーヴィニョン・ブランは、白い花・石灰・ハーブのどこに寄せるかがポイントになる
  • マスカット・ベーリーAとピノ・ノワールは、赤系果実だけでなく、紅茶・きのこ・タンニンの差を見る必要がある
  • ツヴァイゲルトは、赤系果実と黒系果実の中間、スパイス、酸を意識したい
  • カベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、ブラック・クイーンは、黒系果実、タンニン、酸、植物的ニュアンスの違いを見る必要がある

特に1級では、品種の典型像だけでなく、地域、ヴィンテージ、熟成年数、同時に出題された他のワインとの相対比較が重要になります。

📚 関連ページ

このページは、過去出題ワインに対して、実際の回答をどう組み立てるかを考えるための学習メモです。

過去出題全体の傾向や、品種ごとの典型像を確認したい場合は、以下の記事も参考になります。

  • 過去問題と傾向分析
  • 品種別28タイプの練習メモ
  • 香り選択肢の判別辞書
  • グラスに注いだ色で分かること
  • 1級テイスティング試験の受験記
  • 1級勉強法まとめ

各項目には、WordPressのブログカードで関連記事を挿入する想定です。

📝 まとめ

このページでは、日本ワイン検定1級テイスティング試験で過去に出題されたワインについて、外観・香り・味わいの推定回答例を整理しました。

品種名だけを覚えるのではなく、外観、香り、味わいを総合して判断する練習が重要です。

また、実際の試験では、ワインの状態、提供温度、グラス、照明、保存状態によって印象が変わります。ここで示した推定回答は、あくまで学習用の参考例です。

最終的には、実際に日本ワインを飲み比べながら、自分の感覚で確認していくことが大切だと思います。